FAQ(航空身体検査)

頭痛薬 注射薬(アジョビ)について

【質問】
お世話になっております。
操縦に支障をきたさない程度の頭痛とのことで身体検査証明書を頂いているのですが、頭痛薬(注射薬)についての質問です。

頭痛の専門家医に相談したところ、今はアジョビやエムがルディ、アイモビーグと言われる3種類の注射薬で片頭痛が起こらないように出来るとオススメをされました。
この注射薬を使用しても身体検査に適合するのでしょうか?
検査医に相談しても中々答えが見つからず、マニュアルにも操縦に支障がないなどしか言及されておらず、明確な答えをいただきたいです。

【回答】
どちらも比較的安全性の高い薬剤なので、業務に支障ないレベルの片頭痛であれば、投与しながらの乗務は問題ないと思います。
ただし皮下注射日(1回/M)はFLT不可となります。
問題は審査会にて適合取得出来るかですが、症状的に如何に業務に支障ないレベルであるか、眼症状がないか、あっても軽微なこと等を示す事が重要かと思います。
またマニュアル5.備考欄に示されている、神経内科専門医の診断書にて経過良好、副作用ない旨の報告や、頭痛日記、画像検査等も忘れずに審査会申請となります。
治療開始からの経過観察期間は経過にもよりますが、順調であれば3カ月程度、少々症状あれば6ヶ月程度です。
いずれにしましても、これらの薬を使用しなければならない片頭痛は航空業務に支障をきたす恐れのある片頭痛ですので大臣判定になると思います。

参考までに
トリプタンでは十分な改善が得られなかったためアジョビによる治療を開始したところ、トリプタンの使用回数が減少し、症状は改善傾向を示しております。
アジョビ開始後2か月の時点で上申し、条件付き適合と判定されたこともあります。

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