FAQ(航空身体検査)

航空身体検査マニュアル遠見視力欄の各レンズの屈折度について

【相談内容】
航空身体検査マニュアルの遠見視力の欄に各レンズの屈折度が
±8ジオプトリーを超えない範囲の常用眼鏡により0.7以上かつ両眼で
1.0以上に矯正できること。
となされていたのですがこれはどちらの目も矯正視力が1.0以上なければ
いけないと言うことなのでしょうか?
もしそうであれば何故0.7以上だと記載されているのでしょうか
とても長い文になり申し訳ございません。

【回答】
第1種航空身体検査基準の遠見視力の項目には
ご質問の記述があります。
この基準の意味は、左右それぞれの視力が各レンズの
屈折度が±8ジオプトリーを超えない範囲の常用眼鏡により
0.7以上に矯正できること、及び左右両目で行う視力検査に
おいても各レンズの屈折度が±8ジオプトリーを超えない範囲
の常用眼鏡により1.0以上に矯正できることということです。

具体的には、
①まず左右の片目毎に視力検査を行い、それぞれ0.7以上の
遠見視力が確認できること
②次に両目で視力検査を行い、1.0以上の遠見視力が確認できること

つまり3回の視力検査を行ってそれぞれが基準以上であることを
確認することという意味です。

ページの先頭へ