FAQ(航空身体検査)

前立腺肥大について

【質問】
年齢64歳の男性乗務員です。
前立腺肥大のため症状を緩和する薬を飲んでいます。医師から前立腺を小さくする薬を飲むか、
内視鏡を使った手術(レーザーで前立腺を焼く手術が主流になりつつあるので、この方法を薦められています。)
をしてみてはどうかと言われています。
新たな薬を服用する場合は服用開始から1ヶ月の経過観察が必要であると認識しています。
手術を受けた場合にはどれだけの経過観察(乗務できない期間)が必要でしょうか?
航空身体検査マニュアルからは読み取れませんので、質問いたします。
よろしくお願いいたします。

【回答】
治療を要する前立腺肥大症の手術を実施した場合の経過観察期間は、
航空身体検査マニュアルの6-3生殖器 2-4が適用され、1か月となります。
生殖器官の手術後1か月以内は不適合になるためです。
従いまして、手術から1か月が経過した後に、航空身体検査指定医を受診し、
航空業務を実施しても良い旨の判断が出されれば、適合になります。
詳しくは一度航空身体検査指定医に相談されることをお勧めします。

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