FAQ(航空身体検査)

レーシック手術について

【質問】
現在高校3年生でパイロットを目指しています。
アメリカの航空大学でFAAのライセンスを取得して将来は日本でパイロットとして就職したいのですが
視力が悪く、両目ともに矯正視力で-10D以上の屈折率でないと視力1.0になりません。
この場合レーシック手術をした方がいいのでしょうか?

【回答】
本邦(日本)では、±8D以内が基準となっており、屈折矯正によって改善しなければ航空身体検査基準適合にはなりません。
±8Dを超える強度近視であっても屈折矯正後、国土交通大臣判定のための上申を行い、視機能その他の航空業務への影響について問題がないと判断された場合には、航空身体検査証明審査会において条件付き適合と判断されることも少なくありません。
現実的な選択肢としては、レーシックや有水晶体眼内レンズ(ICL)による屈折矯正術が挙げられますが、いずれも手術に伴う合併症のリスクもあることから、安易に推奨できるものではありません。また強度近視の場合、術後適応しないこともあります。

強度近視に係る基準については、今後一定の緩和を期待したいところですが、残念ながら現時点では未定です。
また、現行制度においては、屈折矯正術後の状態によっては就職時の適性評価に影響する可能性もあるため、その点についても十分に検討した上で判断することが望ましいと考えます。

航空身体検査指定機関の指定医に診察をしてもらい、良く相談することをお勧めします。

ページの先頭へ