【適用日：令和5年11月2日】

概要 :
管制業務処理規程に関して、以下に係る改正が行われます。

●滑走路における摩擦係数の測定要件の廃止に伴う改正
　滑走路における摩擦係数の測定は、空港運用業務指針（平成17年9月9日付国空用第124号）に基づき、航空機移動区域に積雪又は凍結がある場合に、滑走路面状態評価等の参考情報として我が国独自に実施されている。今般、運航者等の意見を踏まえ検討を行った結果、国際基準に準拠し、滑走路における摩擦係数の測定と同測定値の提供の廃止について確認がなされたため、本空港運用業務指針が改正された。これに伴い、管制業務処理規程について所要の改正を行う。
　具体的には、航空管制官が航空機に提供する滑走路面状態に関する情報から、摩擦係数の測定結果に係る項目を削除する。
※滑走路以外（誘導路、エプロン等）における摩擦係数の測定要件は継続される。

●その他所要の開始
　Ⅲ(Ⅲ)８(2)【飛行場の状態に関する情報】について、表現の修正及びICAO PANS-ATMに準拠した改正を行う。

《 出所 》 令和5年9月28日付 国空制第211号

《 添付 》
【概要】R5.11.2適用_第５管制業務処理規程
【航空保安業務処理規程第5管制業務処理規程】 R5.11.2適用
【国空制第265号】別添（改正案_新旧対照表）R5.11.2適用_第５管制業務処理規程
（参考資料）【全国意見照会 回答】R5.11.2適用_第5管制業務処理規程

《当件に関する連絡先》
国土交通省 航空局 交通管制部 管制課
TEL：03-5253-8111（内線 51225）